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紀伊半島大水害
巨石!和歌山県田辺市熊野(いや)地区

三越から熊野まで2時間。くねくね道を走った。(;へ:)

崩落土砂量は北俣地区の次に小さいが、崩壊地は高さ650メートル、幅410メートル。特徴は崩落土砂が巨石が多いということだ。

熊野の深層崩壊(動画)

こんな巨石がゴロゴロ

こんな巨石がゴロゴロ

土砂ダムによって二つのせき止め湖ができたが、どちらもすぐに埋め戻し、せき止め湖からの越流の心配を取り払った。

他の土砂ダムと同様、仮排水路建設を急ぎ、厚さ5センチのコンクリートで水の道をつくった。

が、今年6月の台風4号でコンクリートに亀裂が入ったため、10センチ厚に増強された。

 

整然と美しい砂防堰堤

整然と美しい砂防堰堤

いま排水路は完成し、その下流に砂防堰堤14基が建設中だ。

完成すれば、美しい土木の風景ができるにちがいない。

排水路と堰堤の材料は崩壊によって発生した巨石。堰堤への活用は、巨石除去と材料調達の一石二鳥だ。作業に欠かせない大型破砕機は、分解して陸路で持ち込んだという。

私の長靴でスケールわかります?流路と堰堤の正体

私の長靴でスケールわかります?流路と堰堤の正体

ここは市道があったため、その復旧ルートにあわせて、崩落斜面の対策を決めるらしい。

今も土石流の24時間監視が続く【ワイヤセンサー】

今も土石流の24時間監視が続く【ワイヤセンサー】

 

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