気鋭の研究者に学び交流する「知」の場。関西から発信する、(妥協しない)高品位な「知」。

選挙から見えたもの

この春の統一地方選挙に少しだけ関わった。

ひとつは、中学校同級生の旦那君が市会議員から府会議員に挑戦するというもの。自民党府議の議席のなかった市からの出馬だ。街宣車と政連車に乗り、ウグイスした。
一軒家をそのまま使った選挙事務所は支援する人でいっぱい。中心はシニアの男性層。事務所の顔となる路面側のスペースは男性陣のみ。女性はみんな奥にいて、役割も「裏方」だ。高齢の人は炊き出し、それより若い者はウグイスなどの広報部隊だ。事務所には常に、男女あわせて少なくとも30人はいたから、選挙活動要員をふくめると、炊き出しは50人分以上だろう。まさしく自民党の伝統的な選挙スタイルだ。当然、男の世界で、それに疑問を投げる人もいないように感じた。

一方、大阪都構想は真っ向反対だが、政局の流れから「維新の党」に”なってしまった”県会議員候補に、エールを送った。たまたま町立駐車場について利用者の立場から改善点を町に送ったことから知り合いになった町会議員さんだ。元は町の土木職員だった人で、視野が広く勉強家。この人には、町長となってふぬけた王寺町を立て直して欲しかったが、それは叶わず、今回の立候補となった。
こちらの選挙事務所は、友人の事務所と全く様相が異なる。事務局長的役割をしていたのは、関東から奈良に送り込まれた維新の党の女性(前回参議院に立候補して落選)で、党本部からの助っ人も若い。事務所はこぢんまりとしていて、立ち寄る支持者は、党ではなく候補者個人を応援している人がほとんどのようだ。

2つの選挙活動のスタイルは異なるが、活動の大本も積極的支持者の大方も、男性だ。

「女性が輝く社会の実現」とウグイスしたが、この言葉の前に「男性の元で」と、潜在的に受け止めている人が多いのではなかろうか。

 

 

 

 

コメントは受け付けていません。