気鋭の研究者に学び交流する「知」の場。関西から発信する、(妥協しない)高品位な「知」。

豪雨ニュースでやめてほしいこと

「豪雨で道路が浸水しました。」

ニュース映像は決まって、浸水した道路を走り抜ける車を映し出す。水しぶきが迫力あるし、車によって浸水深もわかるから、浸水被害の大きさを見せるには効果的な映像だ。

少しの浸水深ならよいが、マフラーに届くほど浸水した道路では、このような映像は使うべきではない。

もし、視聴者がそんな場面に遭遇したら、迂回路を考えず「このぐらいならいけるだろう」と、ニュースで見た車と同様に深い水の中を突っ走るだろう。

自動車は水に弱い。マフラーや吸気口に水が入ると、エンジンが止まる。ドアは水圧で開かない・・・。車ごと水没して死亡する事故は残念ながら後を絶たない。

 

ディレクターは分かりやすい映像を選ぶのはもっともだが、少なくとも災害についてはテレビの影響力を再認識してもらいたいと、切望する。

 

コメントは受け付けていません。